5Gスマホと4Gスマホ、いま買うならどちらがお得?
基本的に高いのは5Gスマホ
スマホの端末価格は、ほぼ性能に比例すると考えていいだろう。5Gスマホは、5G向けのアンテナを内蔵し、5Gに対応した新しいチップセットを搭載している。4Gスマホよりも高速に通信できることはもちろん、その利点を生かすべく大画面のディスプレーを搭載し、4Gスマホよりも余裕があるメモリーやバッテリーを備えている機種が多い。よって、端末価格も必然的に高くなる。
例えば、NTTドコモがこれまでに発売した5Gスマホは全6機種。最も高い「Xperia 1 II(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)」は11万8052円。36回の分割払いで購入し、2年間使ってからスマホを返却すると最大12回分の支払いが不要になる「スマホおかえしプログラム」を利用した場合でも、実質負担金は7万8704円になる。
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ドコモの場合、まだ5Gスマホに割高感があるのが現状である。価格を最重視するのであれば、4Gスマホのほうが経済的だ。なるべく安く5Gスマホを購入したい人は、ミドルレンジの5Gスマホ発売を待つべきだろう。
なお、ドコモの5G向けの主力プランは「5Gギガホ」となっている。定期契約なしの場合の月額料金が7650円(税別)で、月に100Gバイトまで利用可能。現在は「データ量無制限キャンペーン」により、データ通信は無制限で使える。また、月額1000円(税別)×最大6カ月の「5Gギガホ割」も適用される。
4G向けの「ギガホ2」は月額7150円(税別)だ。月に60Gバイトまで使えて(「ギガホ増量キャンペーン2」適用)、月額1000円(税別)×最大6カ月の「ギガホ割」も適用される。データ無制限に魅力を感じるのであれば、早めの5G移行も検討すべきだろう。
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既に「4Gスマホが安い」と言い切れないau
auの5Gスマホで最も安いのは、中国・小米科技(シャオミ)の「Mi 10 Lite 5G」だ。Snapdragon 765G(最大2.4GHz)を搭載するミドルハイモデルで、約6.6インチの有機ELディスプレーや約4800万画素をメインとするクアッドカメラを搭載するなど、コスパに優れたモデルだ。
Mi 10 Lite 5Gの価格は4万2740円。24回払いで購入し、次の機種変更時に端末を返却すると、24回目の支払い(高く設定されている)が不要になる「かえトクプログラム」を利用すると実質負担金は2万9900円となる。2020年10月時点での、日本市場での5Gスマホの最安値と言っても差し支えないだろう。
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ソフトバンクは「トクするサポート+」利用なら差が小さい
ソフトバンクで最も安い5Gスマホは、2020年10月9日に発売されたシャープ製の「AQUOS zero5G basic」と、10月15日に発売された米Google製の「Google Pixel 4a(5G)」だ。どちらも6万5520円で、48回払いで購入し、次の機種変更時に端末を返却することで最大24回分の支払いが不要になる「トクするサポート+」を利用した場合の実質負担金は3万2760円になる。
ほかに「OPPO Reno3 5G」と「ZTE Axon 10 Pro 5G」も「トクするサポート+」を利用すると実質3万円台で購入できる。
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