毎年9月にアップルからiPhoneの新製品が出るが
大手キャリアは高価な端末代金を24回などの分割払いにし、同時にそれに近い金額を毎月の通信料金から割り引くことで「実質0円」のような誰もが手軽に最新スマホを購入できる環境を提供してきた。だが、これがSIMフリースマホと通信料金を別々に提供しているMVNOに比べて有利になっていると指摘し、公平な競争を維持するためにこうした販売手法を見直すべきだとした。
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格安スマホで勢いを増しているMVNOだが、現時点で200社近い事業者が参入し、すでに利益の薄い市場を多数で奪い合うレッドオーシャンの状態になりつつある。MVNOが大手キャリアからユーザーを奪うには、「端末と回線の一体販売」「2年縛り」「SIMロック」といった現在の施策を見直すことが必要で、そのために公取委が一肌脱いだ格好だ。
だが、それによってアップルが大きなとばっちりを受けようとしている。はたして、新型iPhoneが発売される9月以降、販売現場はどうなるのか。3キャリアはお互いの動きを横目で見極めつつ、最大の武器であるiPhoneをどうやって売っていくべきか、頭の痛い問題を抱えることになりそうだ。
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